安達太良山火山防災訓練に参加しました!
本日2019年8月6日(火)安達太良山にて行方不明者の捜索を想定した防災訓練に参加致しました!
我々スペースワンは安達消防本部と2019年4月1日に 「無人航空機を災害等における情報収集活動(撮影等)に関する協定」を締結しており、当社は今回初の訓練参加となりました。
まずは安達消防本部と自衛隊が地上から捜索を開始しました。
我々空中捜索班は安達太良スキー場のゴンドラを利用し、山頂付近のベースキャンプへ移動し、そこから捜索を実施しました。
天候は晴れていましたが、雷雨予報が出ていたからか、ベースキャンプ付近には霧がかかっており、視界不良の状況でした。
今回Matrice210にZENMUSE Z30カメラを搭載して捜索しました。Z30カメラは30倍光学ズーム6倍デジタルズームを可能とし、災害現場では非常に重宝するカメラです。
Matriceシリーズは産業用として活用される事が多く、海外では夜間の捜索において、赤外線撮影可能なカメラXT2で遭難者を発見したとの事例もあります。
いよいよ空中捜索班の出番です!
離陸より約10分経過し、必死に助けを求める行方不明者を無事発見しました!
行方不明者を発見した時のドローンで撮影した映像がこちらになります。
地上捜索班が行方不明者発見現場へ急行し無事保護する事が出来ました!
今回怪我人も無く行方不明者を無事発見、保護し訓練を終えることが出来ました。
産業、災害現場で日々活躍しつづけるドローン。今回の『捜索』の様な現場には欠かせない存在です。我々福島ドローンスクール(スペースワン)講師一同は人材育成だけでなく、このような現場で迅速に被災者を発見出来るよう地元自治体と連携を強化し、日々訓練に励んで参ります。