【地震から1ヶ月】災害現場で広がるドローン活用
2024年元日に石川県で発生した能登半島地震から1ヶ月が経過しました。
東日本大震災を経験した私たち福島県民としては、色々と思い出してしまうような出来事であり、決して起きてほしいものではございませんが、今回の現場ではドローンの活用が多方面で行われており、その活躍にも注目が集まっております。
今回は、災害現場で活躍しているドローン活用について触れていきたいと思います。
現在の被害状況確認(空撮)
まずは、被害状況を確認する為に撮影された空撮映像をご紹介いたします。
現場のリアルな映像は息を呑むことと思います。少なくとも私はこの映像を観て、地震が風化しかけている自分が恥ずかしくなりました。
「百聞は一見に如かず」
空撮映像が与える情報量の多さには、改めて考えさせられました。
孤立集落への物資輸送(物流)
今までは災害時に備えた実証実験というレベルでは行われておりましたが、今回の地震では実際に現場での物資や医薬品の輸送で活躍しております。
防衛省はヘリコプター型ドローンでの物資輸送を行いました。
陸路が閉ざされたならば空路で物資を届けるということが実際に現場で行われていること、それにより命を繋ぐことにドローンが役立っていることは、大変喜ばしいことですね。
土砂ダムを全自動ドローンで監視(監視)
二次災害の被害を最小限に食い止める為の対策として、監視用ドローンが活躍しております。
現地では土砂が崩れ、その土砂で川がせき止められることによる「土砂ダム」が複数の箇所で確認されているそうです。その川の監視システムとして、ポートから自動で離陸し撮影を行い、自動で帰還し充電までするドローンを活用して川の監視を行っております。
復旧・復興に向けた取り組み(測量)
今回の地震によって起きた地殻変動を測量し把握することで、今後の復旧・復興工事に役立てていく為の準備も進んでおります。
尚、今回の地震により能登半島西部では約4mの隆起と1.48mの西向き水平変動が確認されております。
ソースはこちら
実は、当スクール修了生が多く在籍している複数の企業様が測量協会からの要請を受け、実際に現場に赴き、ドローンを用いた測量を行っております。
実際の現場の様子等については、追ってブログで紹介させて頂く予定です!
必要な知識・技能を知りたい方は…
当スクールを運営する株式会社スペースワンも、郡山市を始めとした複数の自治体と連携協定を結んでおり、2019年の台風19号被害調査でドローンを活用した実績もございます。
今回の地震で多方面で活躍しており、今後ますます社会実装が進むであろうドローンに興味を持った方は、是非無料説明会にお越しください。
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