福島ドローンサミット2025 大盛況にて終了!
2025年11月27日(木)、郡山商工会議所にて「第4回 福島ドローンサミット2025 ~多様な視点で紐解く、ドローン活用のこれから~」を開催し、多くの方にご参加いただきました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

はじめに、当スクール代表の小林より開会の挨拶をさせていただきました。
続いて、福島県議会議員の長尾トモ子様、鈴木ゆうき様からもご挨拶を賜り、福島におけるドローン産業発展への期待が込められたお言葉をいただきました。

長尾トモ子様

鈴木ゆうき様
講演プログラム
今回のサミットでは、5名の登壇者の方々にご講演いただきました。
「福島県のドローンの取り組みとこれから」


福島県商工労働部 次世代産業課 課長
植田 隆太 氏
福島県の復興と新たな産業基盤の創出を推進する「福島イノベーション・コースト構想」の取り組みについてお話しいただきました。
また、通常より柔軟な規制緩和や制度改革が可能な国家戦略特区に指定されている福島県では、中山間地域の物流課題をドローン配送の実装によって解決する取り組みが進められており、そのノウハウを 「福島モデル」 として全国へ展開していく今後の展望も示されました。
「ドローンビジネス最前線 – ドローン市場の現状とこれから-」


株式会社インプレス ドローンジャーナル編集長
河野 大助 氏
国内外のドローンビジネスの市場規模についてのデータを基に、ドローン市場の主要な分野である「点検」「農業」今後注目すべき分野である「運搬」「ドローンショー」についてお話しいただきました。
講演後には、「ドローンビジネスのスペシャリストである河野さんがこれからドローンビジネスを始めるならどの分野にしますか?」という質問にもお答えいただきました。
「ドローンショーで魅せる、地域とつながる新たなエンタメのかたち」


株式会社レッドクリフ 代表取締役
佐々木 孔明 氏
0からドローンショーの会社を立ち上げるまでに直面した苦労や、「10台中6台しか飛行できなかった」というレッドクリフ創業初期の印象的なエピソード、そして、万博で3,000台を一台も欠けることなく飛行させ、ショーを成功へ導くまでの成長の軌跡についてお話しいただきました。
さらに、レッドクリフが開発した「花火搭載ドローン」や「ドローンインパルス」などの新技術をはじめ、現在取り組んでいる挑戦や、ドローンショーが描く未来への展望についても語っていただきました。
「ドローンの新しい運用方法:遠隔自動運用の最新事例」


株式会社セキド 執行役員 ソリューション営業部 ディレクター
大岡 聡 氏
ドローンの遠隔自動運用が実際にどのように活用されているのか、DJI Dock3を中心に中国での活用事例を交え、「遠隔自動運用はAIを活用することで完全自動化する未来が必ず来る」「業務用ドローンの主流になっていく」と、遠隔自動運用の可能性についてお話しいただきました。
「無人航空機を巡る制度の最新動向と実務対応」


FwriteDown行政書士事務所 行政書士 / Paix Avi株式会社 代表取締役
本間 貴大 氏
2025年にあった主な法改正を、
- DJI初の型式認証機体であるmini4pro
- 農薬散布を行う際に許可承認申請が不要となる要件について
- DID(人口密集地区)でのレベル3.5飛行
- 多数機同時運航を安全に行うためのガイドライン
といったポイントについて解説いただき、安全かつ効率的に運用するために知っておきたい制度の正しい理解を深める機会となりました。
メディア掲載

今回の福島ドローンサミットは、福島民報でも記事として取り上げていただきました。


参加者の声
ご参加いただいた皆様からは、
- 情報が有益で大変勉強になった
- 次回(来年)の開催を期待している
- 教育分野への導入、活用の重要性を再認識した
- 最新のドローン情報を福島で聞けて興味深かった
- 法改正や業界動向を分かりやすく学べた
といった声を多く寄せられ、ドローン産業への関心の高さを改めて実感いたしました。

福島ドローンスクールは今後もドローンサミットを開催していく予定ですので、今回は予定が合わず、参加出来なかった方も、是非また次の機会にお越しください!


