初の一等/夜間・目視外 ダブル合格者誕生!
一等無人航空機操縦士講習は、カテゴリーⅢ(第3者上空の特定飛行)を国から認められた唯一の資格として、業界への貢献度が期待されるとともに、取得の過程における操縦者の成長という点においても、大変意義のある講習です。
取得の難しさはこれまでのブログでも度々取り上げてきましたが、特に昼間の限定変更=夜間飛行の難易度は突出しています。位置安定機能(GNSSオフ)を外して操作するため、ホバリング中・ラダー中の風に対する当て舵の技術だけでなく、ある問題に直面することになります。
それは暗さによって「機首方向がわからなくなる」という問題です。
国の規程によって、明るさ=照度は150ルクス以下と定められています。
この状態で飛行する際、途中で機体の向きを変えると、操縦者と機体の距離に関わらず、機首方向が掴みにくくなり、操縦者は大変混乱することになります。
その中で「高度変化を伴うスクエア飛行」や、「緊急着陸を伴う8の字飛行」の2種目を実技審査で行うのは至難の業。
減点方式で80点以上の合格ラインを残すためには、この実技審査の出来は勿論ながら、机上審査(10分/5問)での失点を1問/5点に防ぐだけでなく、口述審査(点検)も完璧にこなす必要もあります。
本講習は、受講生の皆様にたくさんの気付きと技能の習熟と成長を促し、私たちもその価値ある時間を提供できるよう精一杯サポートしています。
そして今回、初めて当スクールから合格者が誕生しました!
受講生の経験値・技量から考えると納得の結果ではありましたが、それでもここまでの道のりはけして平坦なものではなく、スタッフ含め、全員の喜びもひとしおでした。
1名合格者が出ると、良い流れは連鎖するもので、続けてもう1名の方も無事に合格!
お二方とも目視外の修了審査も合格され、これから続く方へしっかりと背中を見せてくれたように思います。25㎏以上の限定変更については、準備が整い次第、告知・募集開始予定です。
私たち福島ドローンスクールは、今後も一等無人航空機操縦士講習を実施していきますので、取得をご希望の方はお気軽にご相談ください。
まずは無料説明会でお待ちしております。