<スタッフの日常⑨>郡山市農地利用調査を行いました!
寒暖差が激しく体調を崩しやすい季節になりましたね。
バッテリーの温度管理には人一倍敏感なのに、自分の体温調節は疎かにしがちなスタッフNです。
今回は郡山市農業委員会様の業務委託として、郡山市内の遊休農地についてドローンによる状況調査を行いました。
遊休農地とは:
現在農地として利用されておらず、今後も農地として利用される可能性も低い土地のこと
今回調査を行ったのは湖南町の121箇所。
このエリアの農地を一筆枚に上部から撮影していきます。
撮影機材は業務用ドローンでお馴染みのMATRICE300です。
撮影がスタートした9月から、1ヶ月足らずで終了する工程のはずが、不安定な天候による中断・中止が続き、終了したのはつい先日でした(汗)
防水・防塵性能(IP45)をもつMATRICE300といえど、タイミング悪く飛行する度に振る雨に、上空風速15m越えの強風には、担当したスタッフNも相当危機感を覚えながら操縦していました。
今回のネックは、機体を飛行させたい空域のいくつかに、機体の高度を上回る樹木がそびえ立っていたことです。
これがなかなかに補助者から見えにくい位置になるため、山の中に入るにも熊が出るとか出ないとか・・・なかなか位置の確保にも難儀しました。
今回も事故・トラブルなく終えて安堵していますが、不安定な天候の中、飛行前後の点検と飛行中の操作だけは慌てず丁寧に行えていたことが、可能な限りリスクをしっかり潰し、安全運用につながったのだと確信することができます。
あと足場が悪い現場(でなくても)は、ネックストラップも忘れずにね!
全国的にもまだ実例が少ないドローンによる農地利用調査。
より効率的で安全な手法が構築できるように、市と協力して取り組んでいきたいと思います!