台風19号被災状況調査を実施。
2019年10月12日、13日に甚大な被害をもたらした台風19号で福島県は河川の氾濫、決壊などで大きな被害を受けました。
弊社は13日に郡山消防、須賀川消防からドローンでの被害状況の要請を受け、3班に分かれ、調査を実施いたしました。
◆郡山市立第四中学校周辺
阿武隈川に近い郡山市立第四中学校は氾濫、決壊はしなかったもののかなりの増水が見られました。
◆郡山市河川事務所周辺
ここからは、阿武隈川が氾濫し周囲の住宅などに浸水しているのが見受けられます。当スクールと親交のある富久山自動車学校(福島ドローンスクール郡山校)が被害を受けている様子も確認できました。
◆日大東北高校周辺
日大東北高校も阿武隈川が氾濫し、校舎・校庭が浸水していました。
◆郡山市鬼生田小学校周辺
鬼生田小学校自体は被害を受けなかったものの、周辺の住宅は被害を受けていました。
◆須賀川市浜尾周辺
阿武隈川が氾濫し、住宅・水田等が被害を受け、13日時点でも取り残されてしまっている方がおり、多くのヘリが救助作業をしていました。
須賀川地域では、他にも須賀川消防周辺、鏡石町成田周辺、須賀川市和田周辺も調査致しました。
◆郡山市富久山クリーンセンター周辺
郡山市にある2つのごみ焼却施設のうちの1つである富久山クリーンセンターが浸水。現在も業務休止となっています。
◆郡山市田村御代周辺
13日時点では水位は減っており、既に清掃を行っている方もいらっしゃいました。
◆郡山市安積町笹川周辺
空撮中に道が寸断されてしまうほど、被害が大きい地域でした。
翌日の14日に、「ヒゲ隊長」こと、佐藤正久参議院議員と川前光徳郡山市議会議員が弊社に訪れ、被災状況の空撮動画をもとにいろいろと情報交換をさせていただきました。
この度の台風19号により、お亡くなりになった方々に心よりお悔み申し上げます。
また、被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
弊社としては、今後もこういった災害時に私共の持てる力を存分に活かす為、消防の皆様との連携強化に取り組んでいく所存です。