MATRICE300RTKレビュー!
当スクールで導入したMATRICE300RTK 2回目のレビューをお届けします!
今日は晴天に恵まれ、風速も平均1m以下の撮影日和!前回のおさらいも含めて郡山ドローンパークで存分に機能を確認してまいりました。
まずはスマートトラックの精度。 車のようなある程度捉えやすいものではなく、あえてドローンでトラッキングしてみたのですが、背景が林・森など少し雑然としているところでは途中で追尾が外れてしまいました。
ただ、トラッキング中に手動でカメラの倍率を変えることでき、その度にある程度テンポよく自動でフォーカスしてくれました。 点検時のように対象物が静止している状態ではよりスマートに作業が進められ、パイロットの操作も非常に楽になると感じます。
ZENMUSE H20カメラの最大200倍ズームについてはこちら。
これだけしっかり見れて防水なのは重宝します。ブレも少なく素晴らしい安定感でした。
99個から最大65,535個と桁違いに増えたウェイポイント。動きもスムーズで効率性が高まったことがわかりました。
高解像度グリッド撮影も再確認してみました。グリッドで指定した後は、マスの数だけ自動撮影。見たいところがピンポイントで、ワンタッチで見れるのが本当に楽ですね。
他にも、ビーコンライトの光も遠方からしっかり視認可能だったこと、風速・高度・障害物の情報が直感的に把握しやすいモニタ表示は、これだけも導入の価値ありです。
当スクールでは今回D-RTK 2 高精度GNSSモバイルステーションとサーマルカメラ付きのH20Tの導入は見送っていますので、これらを揃えることでこの機体は真の能力を発揮するでしょう。
逆に言えば、それら無しの状態でもこれだけの能力を感じることが出来たのは、このMATRICE300RTKが、これまでの産業機体と別次元の違いを生み出し、新しいスタンダードとなったことを示していると思います。
測量・点検分野だけでなく、救助・捜索活動でも大きな効果を発揮するこの機体が、少しでも多くの方々の手に渡ってほしいと思いました。
すでにご注文も頂き、導入が決まった企業様もおられます。ご検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください。