【知識と経験の重要性】イベント空撮業務を対応いたしました!
日頃は正しいドローンの知識や運用方法を受講生の皆様に伝える講師として活動している私たちですが、今回はイベント空撮のご依頼を頂き、撮影を行ってまいりました。
今回のイベント空撮は、8月26日(土)、27日(日)に福島市四季の里で開催された「PLAY PARK FUKUSHIMA in 四季の里」で行いました。(撮影日は26日)
航空法に基づく飛行承認申請
ご存知の方も多いかもしれませんが、今回の飛行は催し場所(イベント)上空での飛行に該当し、航空法の規制対象となっている飛行方法になります。
その為、約2ヶ月前から今回の撮影にあたり個別の飛行承認申請を行い、無事に承認が下り、撮影が実現いたしました。(航空局とのやり取りでは色々ありましたが・・・ここでは割愛いたします)
イベント上空での飛行は、万が一機体が落下すれば人及び物件への危害を及ぼす可能性が高い為、通常の申請で求められる基準に加え、安全確保体制に関する追加基準が定められ、その基準を満たすことで承認が下りるようになります。
今回の承認申請により、決められた場所と範囲でのみ飛行を行う必要があり、今回はキャンプエリアとなっていた花の丘・円形花壇とじゃぶちゃぷ池の2ヵ所での撮影となりました。
花の丘・円形花壇からの撮影
1ヶ所目の花の丘・円形花壇からの撮影では、立入禁止区画を設定し補助者を配置の上、高度40m未満での飛行に限定されていました。また、特定飛行となる為、飛行日誌の記載を行った後に飛行となります。
立入禁止区画を設定
望遠カメラでイベントの様子を撮影
福島の食を堪能できるお店がいっぱい!
じゃぶちゃぷ池での撮影
続いては、じゃぶちゃぷ池での撮影。
こちらは人の往来が多い場所の近くということもあり安全基準がより厳格となり、立入禁止区画の設定・補助者の配置はもちろんのこと、係留を行った上で高度10m未満での飛行となりました。
主催者と飛行範囲・プランの最終確認の様子
じゃぶちゃぷ池での撮影
係留装置「ドローンスパイダー」を使用
こちらでの撮影は人の往来がある場所の近くということもあり難易度が高く、経験豊富な弊社リーダーでなければ対応が難しいほど、緊張感のある飛行となりました。
アウトプットの重要性
我々講師陣は日頃から法令を中心に、皆様にドローンの安全運用の為に必要な知識をお伝え出来るように知識を得る(インプット)ことが多いですが、今回の業務を通じて我々自身も実際に飛行を行う(アウトプット)ことで得られる経験を基に、より説得力のある言葉で皆様にお伝えしていけるものと改めて実感いたしました。
飛行日誌記載の様子
飛行前のチェックも入念に
現在は操縦者資格が国家資格となり、多くの方に受講・取得頂いておりますが、資格取得はゴールではなくスタートであることを忘れずに、皆様も日々の訓練(アウトプット)に励んで頂ければと思います!
業務案件も承っております
実は9月にも某TV局の空撮のお手伝いをさせて頂く予定となっております。
福島ドローンスクールを運営している株式会社スペースワンでは、講習だけでなく空撮業務も対応しております。
知識・経験ともに豊富なスタッフが対応いたしますので、業務依頼をご検討の方は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。