2017年3月18日（土）に郡山地域職業訓練センター（福島県郡山市）にて福島ドローンサミットを開催しました。
3連休の初日にもかかわらず1部には総勢90名の方が集まってくださり、大盛況の中、ドローンに携わる産学官から1名づつお呼びしてそれぞれの立場から登壇していただきました。

最初の講演は福島県商工労働部　ロボット産業推進室　室長　北島明文氏に「福島ロボットテストフィールドの展望」についてお話していただきました。

福島ロボットテストフィールドの展望について

講演２ではトライポッドワークス株式会社　代表取締役社長　佐々木賢一氏に「『空の産業革命を起こすドローンテクノロジー』～空飛ぶIoTデバイスが切り拓く新たなITフロンティア～」というタイトルで佐々木さんが実際に空撮した大学や花火などの映像をまじえてお話していただきました。

山形・蔵王、岩手・猊鼻渓などのプロモーション用の動画を紹介しながら講演

講演３では慶應義塾大学総合政策学部教授・ドローン社会共創コンソーシアム代表　古谷知之氏に「ドローン前提社会」というタイトルで田村市との協定の話や船引高校ですすめている人材育成についてお話していただきました。

「グリーンパーク都路をドローンの聖地にしたい」と話した。

左から皮籠石氏、古谷氏、佐々木氏、北島氏

最後は講演者によるパネルディスカッションでは田村市副市長　皮籠石 直征氏をファシリテーターに講演者3名を交えてさまざまなドローンに関するディスカッションを行い予定時間を超えるほど盛り上がりました。

行政の立場としても意見も積極的にお話していただきました

初のファシリテーター役とのことですがうまく3名の講演者からいろいろ引き出ししていただきました。

佐々木氏のドローン空撮などの経験のお話も非常に面白いものでした

途中、この日の司会進行をつとめた佐々木桃子さんから女性視点でのドローンの活用についてお話など。この日が司会デビューとのことですが、大役を無事につとめていただきました。

司会進行を努めた佐々木桃子さん。ご本人も全国飛び回ってドローン啓蒙活動中。

船引高校でドローン講座を展開していた慶大特任助教の南先生もゲスト登壇

ドローンタイムズで紹介された記事
＞＞著名論客がドローン論を熱弁！　郡山で「福島ドローンサミット」開催

3月19日（土）の福島民報、民友、読売新聞にも福島ドローンサミットが掲載されました。

受講生同士も積極的に名刺交換など

また、17時からビューホテルアネックス3階麓山で開催された2部の懇親会も約50名の方が参加し講演者、参加者同士が交流し大盛り上がりの中、終わりました。このサミットを通して、良い出会いがありドローン産業を盛り上げていければと思います。

講師陣や参加者同士の交流も積極的に行われておりました。

スクール修了生によるドローンとの出会いとこれからについてプレゼンタイム

最後はドローンで記念撮影

次回は秋にでも開催予定です。お楽しみに。