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<スクール修了生の取組み紹介>能登半島地震の被害調査でドローン活用

石川県で最大震度7を観測した能登半島地震の発生から、2か月が経過しました。
被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

今も1万人を超える人たちが避難所に身を寄せ、水道や道路といったインフラの復旧や仮設住宅の建設などが急務となっています。

以前のブログで、災害現場でのドローン活用について取り上げました。

当スクール修了生には建設・測量業界で活躍されている方も多く、現在も人材育成のご相談をよく頂いているのですが、今回は私達の地元・郡山に本社を構え、県でも有数の建設コンサルタント会社である「昭和技術設計株式会社」様が行った災害調査の様子をご紹介したいと思います。

昭和技術設計株式会社

測量設計を専門とする建設コンサルタント会社。
測量・設計及び調査業務を通して社会資本整備の一翼を担い、地域社会への貢献と顧客ニーズに応えるために、「品質は信頼、品質は技術者の誇り」を基本理念としています。
衛星を使ったGNSS測量そしてUAV(ドローン)を使った写真測量とレーザー測量など最新の技術を取り入れ、過去の業務により積み重ねた技術と組み合わせ、より地域に貢献できる技術者集団を目指しています。

昭和技術設計株式会社様は、東北測量設計協会より「国土交通省 緊急災害対策派遣隊TEC-FORCE」へのUAVによる調査協力要請のため、技術者3名(二等無人航空機操縦士資格保持者含む)を現地に派遣しました。

震災被害の状況把握のため、DJI社製ドローンMATRICE300RTKを使用。

調査期間中の天候が不安定であったため、視界不良や一時的に上空風速が機体スペックを上回るような危険な環境下での調査となりました。

空撮データは納品物になるため公開できませんが、共有いただいた写真数枚からでも、その状況の一端を感じ取ることができます。無事調査を終え、事故なく役目を終えられたことに安堵致しました。

昭和技術設計株式会社様は、現在7名の二等無人航空機操縦士が在籍し、UAV測量の最前線で活躍されています。

今回のような災害で修了生が現場で活躍されていることを思うと、正しい知識と操縦技量をもって安全運用できる人材育成の重要性を改めて実感します。

今後も二等無人航空機操縦士保有者を増員する方針と伺っておりますので、福島県以外の様々な現場や目的で通用する操縦士の育成ため、充実した講習を行っていきたいと思います。

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