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【水難救助で水中ドローン活用】猪苗代湖にて会津消防本部と合同水難救助訓練を実施!

2021年6月28日(月)、猪苗代湖(中田浜マリーナ)にて、会津若松地方広域市町村圏整備組合消防本部様との合同水難救助訓練を実施いたしました。

訓練会場の猪苗代湖 中田浜マリーナ

福島ドローンスクールを運営する株式会社スペースワンは、令和3年3月25日付で「災害時における無人航空機等の活用」に関する協定を締結、4月1日より運用開始しており、今回は協定に基づく訓練となりました。

訓練は水難事故を想定し、ドローンの機動力を生かした情報収集及び遭難者の早期発見による迅速な救助活動を目指すため、連携の強化並びに活動の検証を行うことを目的に行われました。

実際の訓練では、「水中で溺れている要救助者がいる」との想定で行い、まずドローンにより空から現場周辺を捜索し、取得した位置情報や浮遊物(着衣、靴等)の映像などから消防隊の誘導へ繋げました。

次に、現場にアームを付けた水中ドローンを投入し、発見した要救助者を保持し、水中ドローンのコードを目印に潜水隊が救助活動を行いました。

水中は多少濁っており水草が絡まるなどの危険性もありましたが、水中ドローン(M2PRO)からの映像も鮮明でありスムーズな救助に繋がりました。

マルチビームソナー・アームを装着した最新式のM2PRO

今回は水中ドローンに「水中ソナー」を取り付けるなど、最新のオプションを使用した探索方法についても試すことが出来ました。

弊社代表:小林も立ち合い、デモ説明を行った

また、空中ドローンの連携については、映像による捜索だけではなく浮き輪の搬送及び投下の訓練にも成功し、新たな活用に繋がるものとなりました。

浮き輪投下も成功

会津若松消防本部のご担当者様からも「空中、水中のドローンを救助に活用できる幅が年々増えてきており、今回も有意義な訓練となった。これからも最新の技術を取り入れた訓練を行っていきたい。」との評価をいただきました。

今後もどのようなドローンの最新技術が救助の最前線で活用できるのか?

福島ドローンスクールはこれからもアップグレードを重ね、地域に貢献する取り組みを行って参ります。水中ドローンのこれからにぜひご注目ください!

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