只見町でドローン空撮!おすすめスポット3選とフライト時の注意点
こんにちは、福島ドローンスクールです。
南会津ドローン空撮映像コンテストの応募締め切りまで、残り1か月半を切りました。すでに撮影を終えて編集に入っている方や、最後の撮影チャンスを狙ってスケジュールを調整している方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、撮影地の候補として南会津郡の「只見町(ただみまち)」をご紹介します。
町全域が「只見ユネスコエコパーク」に登録されており、手つかずの自然と急峻な山岳地形、只見川の水資源を活用したインフラ構造物が揃っているエリアです。
今回は、空撮におすすめしたい3つのスポットの特徴と、フライト時の注意点を整理しました。
1. 田子倉ダム・田子倉湖
国内屈指の貯水量を誇る重力式コンクリートダムと、只見川を堰き止めてできた広大な田子倉湖です。周囲には浸食によって形成された険しい岩肌が続いており、独特の地形を形成しています。
- スポットの特徴:
- 大規模な人工構造物と自然地形が隣接する景観
- 深い青の湖面と、切り立った岩壁のコントラスト
- フライト時の注意点:
- 谷筋のため突風や風向きの急変が起きやすい環境です。
- 水面上を飛行する際は、ビジョンセンサーが湖面の反射を誤認識することがあるため、高度の維持とバッテリー管理に十分なマージンを取ってください。
- ※ダム堤体や発電関連施設の敷地上空の飛行、および周辺での離着陸については、管理者(電源開発・J-POWER等)への事前確認が必要です。
2. 第八只見川橋梁と蒲生岳
JR只見線が只見川を渡る「第八只見川橋梁」と、その背後にそびえる鋭峰「蒲生岳(がもうくだけ)」が並ぶエリアです。山・川・鉄道橋が1つの視界に収まる立体的な景観が特徴です。
- スポットの特徴:
- 切り立った鋭い岩峰(蒲生岳)の山容
- 只見川の流れと規則的なトラス橋の構造美
- フライト時の注意点:
- 只見線は運行本数が非常に限られているため、事前に正確なダイヤを確認しておく必要があります。
- 鉄道の安全運行を確保するため、線路上空の横断や列車への接近飛行は行わないでください。また、観光客や鉄道ファンが集まるポイントでもあるため、第三者から30m以上の距離を確保し、離着陸地点の安全管理を徹底してください。
3. 恵みの森
布沢地区に位置し、広大なブナの原生林と「ナメ沢」と呼ばれる平らな一枚岩の川底を清流が流れるスポットです。
- スポットの特徴:
- 広大なブナ原生林の植生
- 平らな岩盤上を流れる「ナメ沢」の水景
- 秋の紅葉による色彩の変化
- フライト時の注意点:
- 森林内ではGPS衛星の捕捉数が低下しやすく、樹木による電波遮蔽(通信ロスト)のリスクがあります。
- 通信途絶時のRTH(自動帰還)作動時に木へ接触しないよう、フェールセーフ高度をあらかじめ周囲の樹高以上に設定してください。
国有林での飛行手続きについて
恵みの森をはじめとする国有林野内でドローンを飛行させる場合は、管轄の森林管理署へ「入林届」の提出が必要です。申請の手順や確認事項は前回の尾瀬の記事にまとめていますので、以下をご確認ください。
山岳地形、水辺、人工構造物と、只見町にはそれぞれ異なる特徴を持つロケーションが揃っています。季節や時間帯によって光の入り方も変わるため、事前のロケハンや気象確認が重要です。
関係各所への事前確認や飛行ルールの遵守を徹底した上で、安全第一での撮影をお願いいたします。コンテストへのご応募をお待ちしております。
写真提供(アイキャッチ画像):一般社団法人 東北観光推進機構


