<スクール修了生の取組み紹介②>能登半島地震の被害調査でドローン活用
2011年3月11日14時46分。東日本大震災の発生日時です。
昨日で13年が経過しました。筆者は地元が北関東になりますが、前職の転勤1年目で郡山にて被災しました。被害状況でいえば大したことはありませんでしたが、こうして生きていることや、常に誰かを想って生活ができる幸せを忘れないようにしたいと思います。
2万9000人が今なお避難 第1原発廃炉見通せず 東日本大震災13年(ヤフーニュース) https://news.yahoo.co.jp/articles/159505161162c5c17fca14cf226294b39fe7bfd0
3/1のブログで、昭和技術設計様の石川能登の調査活動をご紹介しました。
今回は同じく、(一社)建設コンサルタンツ協会 東北支部から派遣要請を受け、現地で調査を行った当スクール修了生の東コンサルタント様(本社・いわき市)の様子をご紹介したいと思います!
福島のリーディングカンパニーとして半世紀以上(創業58年)の歴史をもつ、老舗の建設コンサルタント会社。調査・測量・設計から維持管理の全工程を貫く高い技術力と機動力を強みとし、地域社会の生活を見つめる洞察力、最新技術への対応力、災害発生時の緊急対応力などを背景に、信頼と実績を積み重ねています。
UAV(ドローン)を活用した調査等で、現在16名の操縦士が在籍。
現地には、当スクール修了生2名を含む3名が派遣されました。
現場では、国土交通省緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE(テックフォース)」が、災害現場に立ち入る際の事前調査として、ドローンによる地形把握を主に担当されました。
幸いにして天候は安定していたとのことですが、土地の状況が読めない中での飛行だったため、どの程度までの距離を飛行させるかの判断や、伝送遮断へのリスクが常にありました。
また、拠点が富山にあるため、移動による負担も精神的に厳しく、タフな10日間の活動になったようです。
こうしてドローンを通して、福島県の浜通り地方の企業様が現地に赴いていることに意義を感じます。
東コンサルタント様は、当スクールの民間ライセンス講習の9期生(2017年6月)から人材育成およびドローン活用に着手され、現在16名の操縦士が在籍しています。
これから国家資格の取得へ進む予定となっているため、福島県における建設コンサルティング業界のリーディングカンパニーとしてふさわしい二等無人航空機操縦士となるよう、気を引き締めてお迎えしていきたいと思います!