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【7年連続!】消防団員向け講習無事終了!

福島県内の消防団員総勢30名を対象としたドローン講習会が無事終了しました!
12月末に実施した基礎講習に参加していただいた消防団員の方々を対象に、経験者向けの実務講習を2日に分けて行いましたのでご紹介します!
(基礎講習の様子もまとめているので、コチラからご覧ください。)

講習会場は前回に引き続き、福島県南相馬市にある福島ロボットテストフィールドで行われました。

座学講習の冒頭では、ドローンの事故・原因についてをご紹介し「安全を第一に優先する」という意識を再確認しました。また、飛行に影響を及ぼす電波や電磁波、事前の点検や設定、実際にどのような場面で活用されているのかなど、実運用の際に必須となる内容を学んでいただきました。

午後からは3コースに分かれ、屋外にて実地講習を行いましたので各コースの内容を詳しくご紹介します!

<高層プラント>
災害現場での被害調査や捜索を効率よく行うための空撮手法を学んでいただくため、「STM for UAS」というドローン操縦者の技能を評価するメニューを用いながら訓練を行いました。また、高層ビルの火災などで逃げ遅れた救助者の捜索などを想定し、ドローンによる捜索訓練も行いました。

<市街地フィールド>
市街地に取り残された救助者の捜索を想定し、赤外線・望遠カメラを搭載した機体「Mavic2 Enterprise Advanced」による捜索訓練を行いました。スピーカー機能も活用し、救助者への呼びかけなども行いながら、実運用に近い形での捜索訓練を行うことができました。

<トンネルエリア>
GPSの届かないトンネルや建物内の飛行を想定し、Aモードでの飛行訓練を行いました。
当日は風が強くAモードでの手動操作は難易度が高かったのですが、前後左右の移動操作やホバリングなど、集中力を切らすことなく行うことができました。
また、強風の中での飛行がどれだけ危険なのかを実際に体感していただくこともできたのではないでしょうか。

2日目に実施した実務講習では、強風により屋内試験場での実技講習となりました。
屋外での飛行ができず非常に残念ではありましたが、飛行を中止する決断も重要だということを体感していただけたのではないでしょうか。

様々な場面を想定し訓練したことで、福島県内の消防団員の育成に繋げることができたのではないでしょうか。有事の際にもドローンを安全に運用することができるよう、訓練を続けていただければと思います!

福島ドローンスクールでは、こういった消防団員向けの講習会の他に、自治体や企業向けの講習も承っております。講習に関しましては、HPの問い合わせフォームよりお問合せください。

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