【情報収集の重要性】緊急用務空域が指定されています!
現在、石川県において「緊急用務空域」が指定されています。
無人航空機を飛行させる前に、詳細等を確認しましょう。
▽国土交通省 航空局HP▽
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html
無人航空を安全に飛行させる上で重要となるものの1つが、「情報収集」です。
今回は重要な情報「緊急用務空域」の指定の有無について、改めて解説していきます。
緊急用務空域とは?
緊急用務空域とは、国土交通省が自然災害や大規模な事件・事故が発生した際、救援活動や捜索活動を行う航空機やドローンが優先的に活動できるように、一般のドローンや航空機の立ち入りを制限する空域のことです。この空域は特定飛行に該当し、原則として飛行禁止となります。
さらに、飛行する空域が緊急用務空域に該当するかどうかを、飛行前に確認することが義務付けられています。
確認手段は?
緊急用務空域の指定について確認する手段として挙げられるのが、航空局のHPや公式X(旧Twitter)、DIPS2.0の飛行計画の通報・参照などから確認することができます!
航空局のHPには、緊急用務空域の指定の有無のほかにも、飛行自粛要請などの航空局からのお知らせが掲載されていますので、日頃から確認するよう心掛けると良いかもしれません。
また、DIPS2.0の飛行計画の通報・参照の画面でも確認することができます。
飛行計画の通報又は参照を行う際に、飛行禁止エリアの「緊急用務空域」にチェックを入れると、該当する空域が赤の斜線で表示されます。
情報収集の重要性!
無人航空機を安全に飛行させるためには、様々な情報が必要になります。
今回は、緊急用務空域についてお話しいたしましたが、その他にも当日の気象情報や飛行空域周辺の障害物、電磁干渉等のリスクがないかなど、事前に確認、情報を収集する必要があります。どのような情報があれば安全に飛行することができるのか、改めてご自身で考えてみてはいかがでしょうか?