【全員合格!】初の二等初学者講習を開講いたしました!
福島ドローンスクールは2023年1月より国家資格講習を開始し、100名を超える修了生を輩出しております。今まで受講頂いた方は、元々民間ライセンスを保有している方や、未経験の方はドローン操縦士認定講習を修了して頂き、「経験者」として受講頂いておりました。
今回、未経験の方が国家資格を取得出来る【二等無人航空機操縦士講習(初学者)】を初めて開講いたしましたので、その様子をお届けいたします!
後進育成の為に活用
今回受講頂いた3名の方は、当スクールで国家資格を取得された方としては最高齢の、当時71歳で修了されたT様が取締役を務める会社の方々でした。
T様は長らく業務でドローンを運用しておりましたが、今後の後進育成の必要性を講習時から検討されており、この度当スクールにて3名の方に受講頂くこととなりました。
経験者と初学者の違い
今まで行ってきている二等経験者講習は、各登録講習機関で定義している経験者(主に民間ライセンス保有者)に該当する方を対象に、必要な履修時間を大幅に免除して受講することが出来るものになっております。その為、日程は3日間(学科1日、実地1日、修了審査1日)となっております。
今回受講頂いた二等初学者講習は、その免除がない為、学科講習10時間・実地講習10時間の履修時間を修了する必要がございます。
よって、講習は5日間(学科2日、実地2日、修了審査1日)にわたって行いました。
区分 | 初学者 | 経験者 |
履修時間※ | 学科:10時間 実地:10時間 | 学科:4時間 実地:2時間 |
講習日数 | 5日間 | 3日間 |
※履修時間は国が定める最低時間数
目的を意識した実地講習
今回は2月26日~3月1日までの5日間連続での講習となり、2日間の学科講習後に実地講習を行いました。実地講習1日目は、飛行前後の点検を実施し、基本的な操縦技能や屋外実習を行い、実際に飛行させるまでのプロセスを身に付けて頂きました。
実地講習2日目は、二等修了審査のコースを実際に飛行し、それぞれにおいて必要な操縦技能の理解と習得に努め、最終的には模擬審査を実施し翌日の修了審査に向けた準備を行いました。
スクエア飛行
8の字飛行
異常事態飛行
当スクールが大切にしていることは、審査を合格する為だけの操縦技能を身に付けるのではなく、実際の現場運用を想定し、どのような時にその操縦技能が役に立つかという部分もしっかりお伝えし、その為に必要な操縦技能を身に付けて頂けるように指導しております。
緊張の修了審査!その結果は…
今回の受講生の方々は学科講習からご質問も多く、学ぶ意欲・姿勢が素晴らしい方々でしたので、十分に合格出来るレベルに達して修了審査を迎えました。
しかし、いざ本番となると緊張が伴うことにより、思いがけないミスが出てしまうことも今までの修了審査でもありました。
3名とも慣れない知識や技能の習得を4日間続けており、緊張も疲労もピークである中での修了審査となりましたが、結果は…
全員一発合格!!!
「ここ数年で一番緊張した」というお話もありました。資格取得で筆記などの試験はあっても、人に見られて採点されるという審査(試験)はなかなか経験がないことも、緊張感を高める要因になっていると思います。
その緊張感に打ち勝って合格されたのは、皆様の努力の賜物です。誠におめでとうございます!
企業の操縦士育成にご活用ください!
初の二等初学者講習となりましたが、今回のように複数名の操縦士育成をご検討されている企業の方には最適な講習であると感じております。人材開発支援助成金も申請可能な講習となっております。
今回は5日間連続での講習となりましたが、学科講習と実地講習は日程を分けて行うことも可能ですので、お気軽にご相談頂ければと思います。
国家資格取得までのプロセスやドローンについて、分かりやすく解説している無料説明会も実施しております。ご都合が合わない方はオンラインでの対応も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。